ハイハイで散歩中

面白いと思ったものをただただ紹介したり、またはただの雑記に成り果てそうです。

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2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「黄昏れる」ということ-儚さと時間について-

「黄昏れる」 この言葉を聞いた時、僕もそうだが、「もの思いに耽る」、「感傷に浸る」のようなイメージを持ったり、または使用してはいないだろうか。この言葉の本来の意味は、 1.日が暮れて薄暗くなる 「空が黄昏れる」 2.盛りを過ぎて衰える 「黄昏れて生…

人は生存しているだけで必ずある「立場」を取ってしまう、という話

人は生存しているだけで、必然的にある立場を取っている。 ・例えば、赤ん坊であれば、一人ではなにもできないので、他者からの援助を必要とし、そして、いつでも泣くことを許されている。そのような赤ん坊の立場。 ・裕福な家庭の中で育ち、要求すればなに…

「清水富美加」関連のこと-真実には辿り着けない-

清水富美加さんのことで、メディアは連日騒ぎ、扇情的な放送をしている。だから僕もそれにあやかって、記事を書かせてもらう。 恐らくこのような記事を書く時は、結論を書かず、その内容の趣旨から少し外れた事柄について書くことが得策のように思われる。と…

人は何のために生きるのか?-人生に意味や目的などないことを論理的に考える-

誰しも一度は、「自分は何のために生きているのだろう?」とか、「人生に意味はあるのだろうか?」などという、極めて漠然とした、そして壮大とも思える問いが頭によぎったことがあると思う。僕自身、何度もある。自分に理不尽と思える出来事が降りかかって…

周りがスマホに目を落としている人間ばかりの場合ぞっとする、という話から村上春樹の話まで

電車の中でふと気付くと、乗客のほとんどがスマホに目を落としている時があり、その光景を目にするとぞっとする。これを、乗客が手にしているものを文庫本や新書本、あるいはハードカバーの書籍に変えてみれば、たちまち、みんな勤勉だなー。と感心させられ…

自分に自信が持てない以前の問題、そして話は人間原理へ

●僕という前提の成立① 別に奇を衒ってるわけではないのだが(いや、冒頭にこれを持ってくるあたり、全くそうとも言い切れないか)、実は、僕は小学校6年生くらいまで、自分が人間であることに自信が持てないでいた(どうかブラウザバックしないでほしい)。…