2019-01-01から1年間の記事一覧
この時期になると、「あーもう年末かー」だとか、「1年経つの早いなー」などと、時の流れや、その流れの早さを強く意識することがあると思います。 というかこの時期に限らず、なにかの節目や、ふとした時にでも、ある対象を「振り返る」ことをした瞬間に、…
発行から少し経ってしまいましたが、話題になっていたので読みました。 お笑い(M-1)をこんなに真っ向から分析的・理論的に書かれた本を読んだのは初めてだったので、ワクワクしたし、かつ嬉しくもありました。 なぜ嬉しかったのかといえば、あまりそういう…
先日、夜遅くに電車に乗っていたら、酔っ払っている60歳前後のオジサンに遭遇した。 僕が乗車した時にはその人は既に存在していて、僕が読書しようと本に顔を向けて暫くすると、「はぁ〜あ。………はぁ〜あ」と、周囲に聞こえるくらい大きめの溜め息を連発しだ…
少し前に、友人が出演する演劇を観に行った。 その演劇は、普段はBARとして営業している店内をそのまま舞台利用していた。 僕は観劇ど素人なので、そういう舞台(ステージ)のあり方が珍しいのかどうかの判断がつかないのだが、僕にとってはとても興味深い試…
インターネットにこんなに気軽にアクセスできる環境にいなかった頃は、自ら「問い」を見つけ、自らの頭だけで考えるということを必然的にしていたと思う。 ただただ「考える」ことをしに、無闇に家の周りを練り歩くことだってあった。(「考えることをしに」…
傘を盗んでしまう人は、必要最低限のコミュニケーションスキルが欠如しているか、もしくは、怠慢を餌に肥えたブタ野郎だと思う。 先日、買い物を終え、コンビニから出ようとした際、傘立てにある僕の傘を今まさに取ろうとしているおじさんに遭遇した。 申し…
僕は物事があまり上手くいっていない時には、イライラしたり、なにかと神経質になってしまう時がある。 そういう状態にある時、ある行為Aをしようと思ったら、そのAに没入しなければ気が済まない。 そのAから少しでも僕を引き剥がそうとするものがあったら、…
今回はコンテクストについて書きます。 先日のエントリーで書籍、平田オリザ著「わかりあえないということ-コミュニケーション能力とは何か」を紹介した。 www.teheperow.com その中で、「コンテクスト(文脈・背景)」を理解することの重要性について触れた…
いやー最近、家の周りに棲みつく猫達に癒しを求めてしまっているお盆なこの頃。 僕が横を通り過ぎても地面にべたーっとだらーっと周囲を気にしないニャンコスタイルを貫いているのがいい。 また、だらーっとしているだけかと思いきや、ある時など、探求する…
今回は、劇作家の平田オリザさん著「わかりあえないことから -コミュニケーション能力とは何か」(講談社現代新書)を紹介します。 僕がこの本を手に取った理由は、自分の圧倒的なコミュ力の無さを改善したいと常々切望していたのだ!ということではなく、…
ひろゆき氏のことは、ニコ生やアベマでたまに見かけていたので、大体どんな雰囲気の人なのかは分かっていた。 だから、氏の著書も、きっと友達にはなれなそうな、いやいやそれは向こうから願い下げなんですけどハイ論破、的な感じの本なのだろうと若干身構え…
素人のユーザーがコンテンツに価値を与えたり評価したりする場合、前提として権威(批評家や著名人などの説得力を持つもの)がそのコンテンツに価値や評価を既に与えていなければ、素人がそのコンテンツに価値や評価を与えるのは難しいと思う。 世の中にはそ…
今回は、前回の記事(だいぶ期間が空いてしまったが)の補足のような形になる。 www.teheperow.com 前回の記事の終盤で、「ポリシーで動く当人」と、「それを判断する他人」とではギャップが生じてしまう可能性があると書いた。 何故なら、その行動の入り口…
先日、平成ノブシコブシの徳井がやっている、「酒と話と徳井と芸人」という、徳井がゲストを招き、お酒を呑みながら、ただただトークする模様を音声のみでお送りするというラジオ風番組をYouTubeで聴いていた。(YouTubeで途中まで聴けて、その後は『JOOKY』…
先日、出かける際に、アパートの隣人の部屋のドアが開きっぱなしになっていて、横切る時に何気なく覗いてみると、中は綺麗に空っぽになっていた。 近くにリフォーム車が止まっていることを考えると、数日前にいつの間にか引っ越ししていたらしい。 開け放さ…
僕は毎週金曜日の深夜AM3時~AM5時に放送されているラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポンZERO(ニッポン放送局)」を聴いている。 この番組は、お笑い芸人三四郎の2人がパーソナリティを務めている、かれこれ4年程続く番組である。 「オールナイトニッ…
猛スピードで母は (文春文庫) [ 長嶋有 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 「猛スピードで母は」・・・懐かしい。題名がまず面白いし、カバーデザインもイカしてる。他編には「サイドカーに犬」も収録されている。今回の記事では別に取り上げておら…
この前電車に乗っていたら、ドアに寄りかかり、外を眺めながら独り言を頻発するおじさんに出くわした。 そのおじさんの独り言を敢えて分類するとすれば、お笑い芸人千鳥のノブ的な、嘆きツッコミならぬ嘆き独り言、つまり嘆きタイプに分類される。当然、クセ…
この前、あまりインターネットに触れていない年輩の上司に、「グーグルってどういう意味なの?」と、聞かれた。僕は、「検索サービスだったり、インターネット事業を主体とする企業です」と、答えた。するとその上司は、「そうじゃなくて、『グーグル』とい…
様々な論理、そして共存・並存 例えば、功利主義の倫理的問題 問い方の間違い、そして嘘の論理 最後に この前ツイッターをぼーっと見ていたら、とあるフォロワーさんが、以下のような問いを発していた。 「『人に迷惑をかけてはいけない』というのは本当か…
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。 突然だが、僕は電車の中で座らない。それは、立ち続ける男として存在する、とも言い換える事ができる。「立ち続ける男」、中身を無視し、響きだけでその言葉を捉えれてみれば、なんかカッコ…