先日、昨年7月に幕張メッセで開催された結成25周年のライブ「BUMP OF CHICKEN LIVE 2022 Silver Jubilee at Makuhari Messe」のBlu-rayが発売されました。
そして、サブスクサービスでも、付属のライブCD音源が配信されています。
以下、サブスクでの配信曲一覧です。
1.アカシア
2.Hello World!
3.天体観測
4.なないろ
5.ギルド
6.イノセント
7.Flare
8.銀河鉄道
9.リトルブレイバー
10.才脳人応援歌
11.Aurora
12.ray
13.ファイター
14.メーデー
僕はサブスクサービスで、ライブ音源を聴きました。
正直、映像でのライブ動画というものに対してそこまで興味がそそられないので、聴くだけのライブ音源があると結構助かります。
バカみたいなこと言いますが、映像って疲れちゃうんですよね。情報過多というか、視覚情報は時としてしんどいです。
そこでいくと聴覚だけのインプットは、比較的楽に取り込めて、また、想像の余地が残されているところがまた嬉しいです。
とか言いながら全然映像でのライブも観ますけどね。時と場合によるということですね。
ライブは２年半ぶりの有観客ということで、藤原さんの感極まっている、力のこもった歌声が印象的でした。
それは、一曲目の「アカシア」での「会いたかったよ」という観客へ向けての言葉からも分かります。
そして僕的にツボだったのが、2曲目の「Hello World!」で、間奏の間に早口で詰め込んだ「こんばんわバンプオブチキンです！」が良かったです。よく分からないんですが、カッコいいというかエモかったですね。
僕が特に良かった曲は、6曲目の「イノセント」です。正直「イノセント」とは？とその楽曲自体を忘却してたんですが、聴いてみてあーあったわこの曲！という感じになりました。
始まりからとてもスペーシーな感じだなと思った通り、アルバム「COSMONAUT（2010年）」に入っていました。昔の作品で新たに良い！と思えることができるというのは嬉しいですね。本当にまだまだ知らないことが多いことを痛感すると同時に、まだまだ楽しめることがたくさんあることに気付かされます。
この「イノセント」、とてもエモかったです。特にサビの「誰の声か どうでもいい」、「言葉と音符があるだけ」の部分とか力強く歌われていて、ぐっときてしまいました。あと、終盤にある「万全を期して」の若干の中二病的フレーズで中二病にまだまだ罹り中の僕をさらにぐっとさせてくれました。
そして、とても好きな8曲目の「銀河鉄道」。
このライブバージョンだと藤原氏がまたもやエモく歌うので（というか全曲エモエモですが）、一層じーんときてしまいました。というかこの曲めっちゃいいですよ（いや全曲いいんですよ）。全然明るい楽曲じゃないですけど、ほとんどの人に何かしらは刺さるんじゃないかと思う楽曲だと思います。
エモでいうと、13曲目の「ファイター」はとてもエモと相性良いような気がします。すごい切実さが感じられるんですよね。「ah〜、ah〜」というコーラスもそれに一役買っている気がします。あと、アニメ「3月のライオン」の主題歌にもなっていたので、そのイメージも少しは入ってしまっているのかもしれません。とにかくエモくて良かったです。
そして14曲目の「メーデー」。カッコ良かったです。特に好きなところは、間奏部分の升さんのドラムですかね。奥底に沈んだ所から徐々に上がってくる生命の息吹というか、そしてその帰結として、最後のパートのサビに向けて一気に躍動していくエネルギーみたいなものを感じて、大袈裟に言うと、人間って尊いなっていう感じになるんですよね。というか、ドラムの音が超気持ちいいです。その気持ちよさが恐らく「生命」とか「エネルギー」とかいう言葉を使わせたくさせるんだと思います。満足して終われる楽曲です。
その他にも、「天体観測」や「ギルド」、「リトルブレイバー」、「才脳人応援歌」など、懐かしい楽曲も聴けて楽しめました。
こういうライブアルバム聴いてると、実際に行きたくなってきます。
バンプは大好きなんですけど、ライブには一度も行ったことがなくて、いつか行ってみたい所存です。
ライブアルバム、超おすすめです。
それでは！
