ハイハイで散歩中

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年明けの夢現の中で思ったこと~CITY CHILL CLUB~

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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

12月31日はほとんど家にいた。

お昼頃から、2ヶ月前位にひょんなことから退会してしまったAmazonプライムに、先日またお試し(1ヶ月間無料)で加入しカムバックしたサービスをこのままだと持て余しそうだったので、意味もなく取り敢えずプライムビデオの画面まで足を運んで、どうしたものかと目をうろちょろさせていたら、「呪術廻戦」のサムネイルがやたら自分の視界に現れるので、お試しで観てみた。

そして気付けば最新話まで一気見。なにやってんねん。

いや、結構面白かったんです。ただのバトル作品じゃなくて、「進撃の巨人」とかにも通じる抽象的なメッセージ性も感じとれて、抽象的なものが好きな僕にはグサッとささったんです。

あとなにより、BGMの使い方だったり、本編とファンクなエンディング曲のギャップだったり(流れているアニメーションもギャップがある)、そういう構成の流れの独特なテンポ感、良い意味でリズムが狂った感じの進み方、流れが中毒っぽくクセになってしまったんです。言い訳終了。


そして年明け直前からは、TBSラジオの特別番組、お笑い芸人「ハライチ」と、女優の「松本穂香」の「ハライチのタァァァン!!」を聴きだし、そしてそのまま年が明けた。

っていうかこの番組むっちゃ面白かった。最近ハライチのラジオを聴きだしていて、ハライチが面白いことは重々知っていたが、そこにフィーチャリング松本穂香である。

「妄想学園」という企画で、リスナーが色々妄想して考えた寸劇を、ハライチ・澤部と、松本穂香が演技するのだが、やはり女優というべきか、むっちゃ上手くて良かった。

あと要所要所に繰り出さられる、控えめながらもしっかり毒の入った発言とかも良かったし、総じて、松本穂香もレギュラーになってくんねぇかな。と思う次第。

まあ、年末特番というスペシャル感のスパイスもかなりオモシロ割増してると思うので、レギュラーになったらなったで飽きてしまうのかもしれない。

あ、あと松本穂香さんの他にも、以前TBSでやっていた「ランク王国」という番組の、ドラゴンに扮したマスコットキャラクター「ラルフ」の2代目声優、関山美沙紀さんも出演していて良かった。

まあ、松本穂香さんも、ラルフも、また時々コラボしていただければと思います。


この特番、めっちゃ面白かったのだが、終了30分前位で寝落ちしてしまった。

そして、次に目覚めたのがAM4時30分。

イヤホンから流れてくる穏やかな音楽に瞬時に心奪われた。

やっていた番組は、去年の下半期くらいから新番組としてやり始めた「CITY CHILL CLUB(シティ・チル・クラブ)」。

僕はそれまでこの番組を聴いたことがなかったが、知人が凄い良いと薦めてきていたので番組の存在自体は知っていた。

なにやらごちゃごちゃした気持ちの時に聴くと凄く良いとのこと。

AM放送には珍しく音楽をずっと流している(時々パーソナリティの解説が入る)。いや僕が知らないだけでAMにもそういう番組があるのかもしれないが僕は知らない。

僕が目覚めた時は、「Inside My Love (Remastered)  /ミニー・リパートン」がかかっていたと思う。むっちゃ良かった。っていうか初めて聴きました。深夜の、というかもう朝方の、寝ぼけ眼の自分には凄く合った。

そしてお次は「やわらかな夜  /orange pekoe」。聴いたことはあったと思うがちゃんと聴いたのは今回が初めて。良かった。

そして次に、「輝く月が照らす夜  /  畠山美由紀」。聴いたことがあるような、ないような。そんなことより良かった。ってか全部いいじゃねーか。

その日のパーソナリティ(定期的に変わる)の、高波由多加さんが選曲されているのだが、むっちゃセンス良い。というか不躾ながら存じ上げていなかったんですが、プロフィールを調べた所、音楽プロデューサー、選曲家、あと色々マルチに活動されているもよう。「選曲家」って、そりゃセンスが良いわけだ。海外でもむっちゃ活躍されてるみたいで、即尊敬です。

そして最後の、「Happy Birthday (Shin-Ski’s Cheek Time Remix)/Namy& Friends & Shin-Ski」。素晴らしかったです。


むっちゃ癒されながら聴いてました。

そして、なんか、知人が言っていたごちゃごちゃした時に聴くと良いと言っていたように、ほんと凄く良かった。

僕はその前のハライチ・フィーチャリング松本穂香withラルフのラジオを聴いていた時は、Twitterに色々投稿しながら聴いていたのだが、このFM感あるシャレオツラジオは、ツイートしてしまうとなんだか台無しにしてしまうんじゃないかという気にさせられた。

というか、本当は、あまりツイートしながらラジオを聴きたくない。

だけど僕は結構それをしてしまう。

ツイートしながらだと、すごく自分がふわふわした、軽薄な人間のような気がしてくる。

というか、Twitterとは、そもそもその瞬間瞬間の感覚を呟いたりするもので、だから、よく考えずにツイートして自分が軽薄的になってしまうのは必然のような気がする。

しかし、番組中にツイートすることで、その番組を盛り上げることもできるので、熱心なファンはそのような目的でツイートすることもあるだろう。だけど、僕はそこまで熱を持つことができないし、そもそも僕はSNSに向いてないように思う。

SNSと距離を置きたい。発作的にそう思った。


また、夢現の中で流れてくる音楽を聴きながら、漠然とだが、この世の真理に触れたような感覚に一瞬なった。

音楽の軽やかさ、または悲哀さ、または真摯さ、または切実さ、または楽観さ、それら感情がふわふわ移ろいでいき、つかず離れず、届きそうで届かない、分かりそうで分からない、確固たるものがない、そのような漠然とした揺らめきの感覚、これこそがこの世の真理、いや、言葉では言い表せない、だがしかし確かに感じた、あの感覚。

しかし、もう既に色褪せてきている。感覚が薄れ始めてきている。

だけど確かに感じた。そのことは憶えている。

2021年1月1日明け方に、確かに感じた。あのなんとも言えない感覚。

その感覚を味わえただけでも、なかなか良い年明けだったような気がする。

 

僕はでもTwitterはまだやめないだろうし、適度にツイートもしてしまうだろうし、また考えが変わって鬼のように連投してしまうかもしれない。

まあ、そん時はそん時で。

 

 

上記で紹介した先日のラジオ「CITY CHILL CLUB(シティ・チル・クラブ)」は、ラジコのタイムフリーで1週間以内なら誰でも聴けます。

 CITY CHILL CLUB | TBSラジオ | 2020/12/31/木 27:00-29:00 https://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210101030000

またはAppleミュージックや、Spotifyに登録している人は、番組中にかかった全楽曲がプレイリストとして公開されているので、少しでも興味が湧いた人はぜひ聴いてみてください。

では今年もよろしくお願いします!

それでは!