ハイハイで散歩中

面白いと思ったものをただただ紹介したり、またはただの雑記に成り果てそうです。

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雑記〜ハートに火をつけて〜

最近なんか割と真面目に仕事してしまっていて、根本的には怠惰な性格故に規律正しく生活を送ることを憧憬している自分にとって、現状なかなか好調なのではと思いきや、それはそれでストレスが溜まっていた模様でした。

いや別にこれといった症状なぞないんですが、Twitterでの他人の投稿を、「これは無駄に知識マウントなんじゃないか」とか、「これを投稿する目的が分かりゃおまへん」とか、「あんたらに全く関係のないニュースにわざわざ言及する意図ははて?」などと、今更手垢の付きまくった感想、また自分も何百回と思ったその穿った見方の感想として捉えてしまうという、まあよくあるアレルギー反応を発症したという感じですかね(Twitterもうやめろって感じですが)。

だから治療法として、久々ブログなんか書いてみようかなと思ったしだいです。

と言うのは嘘というか、いささか言い過ぎで、治療法ではなく、全く更新してなかったので、なんか書かねばという思いから、書く口実を無理やり作らないと自分的になんか腑に落ちなかったので冒頭のような記述にいたりました。すみません。

 

と言っても別に書くことも特にないんですよね。

だから最近聴いている音楽について書くことにします。

最近は、ドアーズと宇多田ヒカルを良く聴いています。

ドアーズは、自分の好きな音楽ドンピシャといった感じで、もう超良いぜ〜、って感じです。

なにかとお騒がせしていたセクシーシンボルこと、ボーカルのジム・モリソンを中心として語られがちですが、やっぱ基本ベース無しのオルガン主体のその独特なサイケな音楽にこそ、もうウハウハだぜ〜って感じでやられちまってんですよね。

いや僕は別に詳しくもないんですが、偉そうにすみません。

名盤と言われているのは1stアルバムの「ハートに火をつけて」ですが、わりと僕は、3rdの「太陽を待ちながら」も好きです。

もちろん1stも大好きで、妙にポップなオルガンの旋律から始まっては、紡がれるジム・モリソンの怪し気で色気のある歌声と相まってサイケな楽曲と化す表題曲『Light My Fire(ハートに火をつけて)』も最高ですし、その衝撃の歌詞が有名の、『ジ・エンド』の最後の、ドクドク血液が流れて鼓動が速くなるような畳み掛けるカオス感も最高です。ジャケットのメンチ切ってる中2病感も良いですしね笑。何気にそのジャケットにプリントされてる緑色のフォントの「doors」というロゴ好きなんですよね。どーでもいーですけどね。

ハートに火をつけて(50thアニヴァーサリー・デラックス・ジャパニーズ・エディション)<SHM-CD>


で、
3rdの「太陽を待ちながら」ですけど、誰かのブログで、全体的にポップな仕上がりになっていると書かれてあって、それも分かる気もしますけど、なんかそれが逆に狂気を纏わせているというか、僕は全体的に緊張感漂っている雰囲気を感じました。

だって3曲目の、『大地に触れずに』の、特に最後のイカレ具合ったらないですよ。

あと、8曲目の『マイ・ワイルド・ラヴ』のクラップ音が入る宗教感とかゾクゾクしますし。

このアルバムで初めてランキング1位を取ったらしいですけど、それも納得です。

また、僕はあんまりLive映像とかで高揚したりしないんですが、YouTubeにある『Light My Fire(ハートに火をつけて)』は良かったです。謎に茜色に染まったステージで、オルガン・ギター・ドラムの長い間奏のやり合いの中、ジム・モリソンがずっとそれに酔いしれている感じが、映像で観ると、一層狂気性を増して魅力的に映えるんですよね(たまにジム・モリソンかと思いきや、ギターのロビー・クリーガーだったりして判別に困難する瞬間ありますけどね笑。カメラワークの妙というやつでしょうか)。

 

youtu.be

あと、今度伝記映画も観たいですね。ドアーズに関しては色々深掘りしていきたい次第です。

 

次は宇多田ヒカルさんですが、もちろん、これだけ有名な方なので昔から聴いていたというかむしろ好きだったんですが、あんまりちゃんと聴いたことってなかったんですよね。

改めて聴き返すと、やっぱ超良いですよね。センスの塊というか。

僕が好きなアルバムは、5枚目の「HEART STATION」ですかね。どの曲も聴き馴染みのある楽曲ばかりで、やっぱ宇多田って大スターだなって感心しましたわ。

中でも、劇場版エヴァの主題歌『Beautiful World」は、エヴァの文脈で聴きたいがためにAmazonプライムで劇場版4作品全て観ました。

僕はエヴァに大した思い入れもないので、「あのエヴァがちゃんと完結した!」とか、「庵野も成長したんだな」というような感慨的なことは全く思わずに、「まあなんかよく分からん箇所多くてちゃんとついていけてるか怪しいけど、フツーに良かったわ」って感じでした(でも諸々の解説サイトを見て概ね補完できたとは思いますけど)。

凡庸な僕はやっぱ「破」の、シンジの抵抗虚しくダミーシステムによりアスカを退治してしまう残酷なシーンと、その背景に流れる『今日の日はさようなら』の合唱曲的性質を持ったBGMとのコントラストにぐっときてしまいました。あーいうの観ると自分だったら何の楽曲を流そうかなと考えたくなりますよね(今のところシド・バレットの『DarkGlobe』ですかね)。

とりあえずエヴァに使用されている宇多田の楽曲全て良かったですね。

 

HEART STATION」のアルバムの話に戻りますけど、1番好きなのは、『虹色バス』です。

なんと言っても、それまでみんなで一緒に行こうぜ的な歌詞だったのに、最後の最後で、「誰もいない世界へ 私を連れて行って」と歌うところの、矛盾感というか、そのアンバランスさにぐっときてしまいますね。芸術はこういうことができるから良いですよね。しかもその強烈なフレーズは、なんか口ずさみたくなるんですよね。シャワー浴びてる時とか、階段を上る時とか頻繁に口をついて出ますからね。

あと他のアルバムで言えば、人間活動明けの復帰後2作目の、「初恋」も好きです。

中でも、『夕凪』が特に気に入っていて、終盤にある、歌詞とも言えない「セイヤー」とか「エイヤー」とかを繰り返し歌う部分が、「祈り」を捧げているようでとても好きです。僕は最初「therethere」と歌ってると思って、なんかトム・ヨークぽくっていいなと思ったんですが、まあ違ってたみたいですけど、なんにしても好きな楽曲ですね。

ホント宇多田は才能の塊みたいな人という印象が強くて、小学生の時に観てた「HEY!HEY!HEY!」でダウンタウンに平気でタメ口きいてたのを、生意気だとか思わずに普通に受け入れてしまってましたからね。後にタメ口きくタレントとか出てたけどやっぱ違和感むっちゃあって、やっぱ宇多田は別格だなって思いました。

まあ、そんなこんなで宇多田も今後注目していきたいアーティストの1人です。

 

最近聴いている音楽の話はそんな感じです。
音楽関係なしに直近の目標としては、マッド・デイモン主演のアクション映画「ボーン・アイデンティティ」などの「ボーン」シリーズを全部観ることですかね。
今2作目まで観たんですが、これぞ僕が求めてたアクション映画って感じですごい好きですね。今更感ハンパないですが。

まあ、こんなところでしょうか。なるべくブログの更新頻度も上げていければと思いますが、怠惰な性格故、マイペースにやっていきたいと思います。

それでは!