記録的な早さで関東も梅雨明けして我が者顔で強烈な夏がやってきたわけですが、マジ半端ない暑さですね。暑いってか熱い。
関係ない話ですけど、ラジオの東京FMで、月曜日〜木曜日の20時〜21時にやっている「Roomie!Roomie!(ルーミールーミー)」という番組があって、月・火を野呂佳代が、水・木をアーティストの眉村ちあきがパーソナリティを務めているんですが、この間、奄美地方かどこか梅雨明けした日に、恐らくその日の台本に書いてあっただろう台詞を最初だけ読んだ眉村ちあきが、「えー奄美地方が梅雨明けしたそうで、、、、っていうか梅雨明けとかどうでもよくて!!私は山下達郎さんとグータッチしたんだよ!わたしはとにかく山下達郎さんとグータッチした!!」と、その日久しぶりにアルバム発売をするので色々なラジオ番組に出演しまくって宣伝しまくりの山下達郎と邂逅し、おまけにグータッチまでしてしまってテンション爆上がっていたのがとても面白かったんですよね。
眉村ちあきさんは感情の起伏がとても激しくて、今さっき嬉々としていたかと思いきや、リスナーさんからの「彼氏に突然別れを告げられて。。。」というお便りを読んだら途端に「めっちゃムカついてきたんだけど、ほんとなんなの!」と激昂し、はたまた感動的なお便りがきたら、「うぇっ、うぇっ、うぇっ、」と泣きだすしまつ。
こっちが引くくらい、超感受性豊かなんですよね。それが面白いんですけども。
あと、聴くとすごいパワーもらえるんですよね。あのエネルギーはアーティストとしてすごい魅力だと思うんですけど。
あと、楽曲もポップなものからオルタナ的なものまであっていいんですよね。
話しは逸れましたが、ほんと暑いですよね。
でも僕暑いのそんなに嫌いじゃないことに最近気づいてしまって。
この暑さに心地良さを感じてしまってるんですよね。
じりじり暑く、じとじと汗をかき、突き刺さる日光。
もうウハーって感じなんですよ。キモいんですけど。
あと、辛いものが結構好きなんですけど、この暑い中だと一層食べたくなるし、食べてる時は水分摂らないって勝手にルール決めてますし。もう辛さに溺れたくなりますし。
というか、夏自体好きなんですよね。
開放性があるというか、気分が上がりますよね。
あと、さっき山下達郎について書きましたが、夏と親和性が高いシティポップ系の楽曲も聴きたくなるというか。
まあ、ちょっとチルアウト的要素の楽曲もあるので、避暑的効果もあって、そういうのを聴くのもいいですよね。
かと思えば、サイケでエキゾチックな楽曲も聴きたくなるんですよね。
この暑い中で聴くサイケデリックは香辛料と似て中毒性がありますよ。
なんか思わず踊りたくなります。
踊りたくなると言えば、ちょっと前に話題になってたアニメ「パリピ孔明」をアマプラで最近観たんですけど、内容は置いておくとして、オープニングの『チキチキバンバン』には見事ハマってしまいました。
絶妙にダサいというか古いディスコ調ダンスミュージックといった雰囲気で、しかも出だしの「猫も杓子も〜」はやばい中毒性ありますよ。むちゃくちゃ歌いたくなりますもん。
しかもアニメーションのウネウネしてる踊りもキモいんですけど中毒性あって。
作り手の方はだいぶ歌詞をこだわって作ったらしいですし、もちろん音のアレンジもですけど、まさにナイス計略!って感じでお見事ですよ。
これに似たので、第1期の「かぐや様は告らせたい」の3話エンディング曲もやばかったですよね。
あれも作るのだいぶ大変だったみたいですけど、大変素晴らしかったです。っていうかあれ、エンディングへの入り方も粋な演出してましたよね。本編の続きのようで、エンディングでもあるという境界が曖昧な感じ。かぐや様のアニメは制作がセンスあるというかとにかく粋です。
というわけで、特に書くこともなかったわけなんですが、誰かが言ってましたが、今年の夏は特別な夏になるかもしれなくて、それはやっとコロナがある程度落ち着いてきて、そして行動制限もなく、わりと自由に生活できるスタイルが戻りつつある日常が目前にあるような気がしていて。
だけどそんな自由さもいつまで続くか分からなく、コロナ前とコロナ後ではその自由さの意味も変わってしまって、不自由さを踏まえた自由さだということを痛感してしまった僕たちは、この夏はもうこの夏しかないという、当たり前のことを当たり前と思わなくなってしまった、それを痛感してしまったことをやっと客観視できるようになった最初の夏なのだと、そして最後の夏なのだと。
だからできるだけこの夏を謳歌しとくのがよいと。
とまあそんな別に意識高く考えなくてもいいのですが、僕が夏が好きだとなんとなく思いを巡らせてしまったのも、恐らくそういうことが関係しているんだろうと、なんとなくこれを書き始めてから思ってきました。
みなさん夏を楽しんで!
マイペースに。
それでは!